幅広い温度領域をカバーする
豊富な製品群
キャリブレーション、ベリフィケーションの全自動化が可能
サーマルバリデーションの要「キャリブレーション」と「ベリフィケーション」。Kayeは、全自動キャリブレーションにより操作の手間を削減し、高精度かつスピーディーなバリデーションを実現します。
各種恒温槽
Kayeは-90℃から420℃の幅広い温度域をカバーする、ドライブロック式や液槽式の幅広いラインアップを取り揃えています。すべての恒温槽はKayeバリデーションシステムに対応したソフトウェアインターフェースを装備。これらの恒温槽と標準温度計IRTD 400と組み合わせて全自動によるキャリブレーション、ベリフィケーションが可能です。
最大-95℃の超低温に対応した
ドライブロック恒温槽
2ブロックで±0.05℃の均一温度を実現

LTR-90
超低温ドライブロック恒温槽
-95℃~140℃

-95℃までの冷却可能な超低温対応モデル。独自方式により、-90℃まで80分、-95℃まで90分という高速冷却を実現。ブロックを2室に分けることで、領域間の温度差を補正する温度制御方式を採用し、高い温度均一性を実現しました。
特 長
- -95℃まで冷却できる超低温用ドライブロック恒温槽(温度範囲:-95℃~140℃)
- 独自の冷却方式により、-80まで80分、-95℃まで90分という高速冷却を実現
- ブロックを2つの領域に分け、ブロック間の温度差を補正する温度制御方式を採用し、軸方向の温度傾斜を最小化。軸方向で±0.05℃という高い温度均一性を誇ります
- 付属の標準ドライブロックインサートには最大16本の熱電対を収容可能
インサート交換で3つの使い分けが可能
48本の熱電対を収納する多目的恒温槽

LTR-150
ドライブロックおよび液槽 – 恒温槽
-30℃~150℃

ドライブロック式や液槽式恒温槽、表面温度キャリブレーションの3用途でマルチに使えます。標準装備するドライブロックには、最大48本の熱電対を収録できます。大型タッチ式ディスプレイで設定・操作も簡単スムーズに行えます。
特 長
- インサートを交換することでドライブロック、マイクロ液槽、表面温度用として利用可能(温度範囲:-30℃~150℃)
- 付属の標準ドライブロックは最大48本の熱電対を収容可能
- 別売りオプションのドライブロックインサート、マイクロ液槽インサート、表面温度インサートにより、形状が異なるセンサやValProbe RTロガー(リジッドプロプタイプ、表面温度ロガー)など様々なセンサに対応
- 大型タッチスクリーンディスプレイ搭載
ワイドレンジな温度範囲をサポート
急速加熱・冷却が可能なハイブリッド機

LTR-200
ハイブリッドドライブロック恒温槽
-50℃~200℃

-50〜-200℃というワイドレンジな温度範囲をサポート。最大24本の熱電対を収納でき、将来的な機能拡張に対応できる豊富なオプションを用意しています。
特 長
- ハイブリッド加熱・冷却方式による高速加熱・冷却と広い温度範囲(-50℃~200℃)を特長とするドライブロック恒温槽
- 付属の標準ドライブロックインサートには最大24本の熱電対を収容可能
- インサートは容易に交換でき、別売りオプションのインサートにより様々な直径や形状のセンサに対応可能
- 大型タッチスクリーンディスプレイ搭載
インサート交換がラクで多種のセンサに対応
操作温度30〜420℃対応した恒温槽

HTR-420
高温ドライブロック恒温槽
30℃~420℃

幅広い温度範囲をサポートし、標準インサートにより48本の熱電対を収容可能な余裕なスペックを誇ります。本体にタッチスクリーン式大型ディスプレイ搭載で設定・操作も快適です。
特 長
- 30℃~420℃の幅広い温度範囲に対応したドライブロック恒温槽
- 付属の標準インサートは最大48本の熱電対を収容可能
- インサートは容易に交換でき、別売りオプションのインサートにより様々な直径や形状のセンサに対応可能
- 大型タッチスクリーンディスプレイ搭載
温度範囲-25〜140℃に対応した液槽恒温槽
コンパクトな省サイズ設計を採用

CTR-25
ポータブル液槽恒温槽
-25℃~140℃

卓上サイズのコンパクトな液槽恒温槽。小型・コンパクトサイズなので、机の限られたスペースなど設置場所を選びません。ペルチェ素子採用により、安定かつスピーディに加熱・冷却が可能です。
特 長
- 温度範囲-25℃~140℃に対応する液槽恒温槽
- 加熱・冷却にペルチェ素子を採用したコンパクトタイプ
- 最大10個までのValProbe RTロガーを収容でき、ValProbe RTロガーのベリフィケーションに最適です
- 大型タッチスクリーンディスプレイ搭載
優れた温度安定性と均一性を両立、
大型液槽を備えた低温恒温槽

CTR-40
大容量低温液槽恒温槽
-40℃~150℃

過不足ない性能と機能を備えた液槽恒温槽です。大容量9リットルの液槽ユニットを標準搭載しており、最初の1台としても最適。
特 長
- -40℃~140℃の幅広い温度範囲をカバーする液槽恒温槽
- 9リットルの大容量液槽により、最大16個までのValProbe RTロガーを収容できます
-80℃まで冷却可能な液槽恒温槽
凍結乾燥器や冷凍庫向けの1台

CTR-80
超低温用液槽恒温槽
-80℃~100℃

-80℃までの冷却に対応。凍結乾燥器や冷凍庫向け温度センサーのキャリブレーションに最適です。温度安定性と温度均一性にも定評が高く、安定した温度校正が実現できます。
特 長
- -80℃の超低温から100℃までの温度範囲をカバーする液槽恒温槽
- 凍結乾燥器や冷凍庫用のセンサのキャリブレーションに最適です
液体窒素用コンパレータ
最大48本の熱電対と、標準温度計を収容
-196℃でのセンサキャリブレーションが可能

LN2
液体窒素用コンパレータ

超低温でのセンサ・キャリブレーションを可能にします。熱電対を最大48本まで収容できる余裕のスペック。持ち運びに便利なキャリングケース付きです。
特 長
- 容量5リットルのガラス製デュアに最大48本までの熱電対とIRTD 400を1本収容でき、液体窒素温度でのセンサのキャリブレーションを可能にします
- 専用の熱電対ホルダとキャリングケースが付属します
標準温度計
超低温-196℃から超高温420℃まで計測
高精度と高分解能を誇る標準温度計の定番

IRTD 400
標準温度計

液体窒素温度から420℃の幅広い温度領域での精密測定が可能な標準温度計です。Kaye製バリデーションシステムと組み合わせて、全自動センサキャリブレーションやベリフィケーションを実現します。
特 長
- 液体窒素温度(-196℃)から420℃の広範囲の精密測定が可能な標準温度計
- 温度分解能:0.001℃、温度精度:全温度域にわたり0.025℃
- Kayeバリデーションシステムと組み合わせて、全自動のセンサキャリブレーション、ベリフィケーションを実現します
- 付属のユーティリティソフトウェアIRTD Console(Windows専用)、または別売のIRTD Displayを用いれば、単独の高精度な二次標準温度計としても使用できます
- 標準パッケージには、IRTD 400本体、PC接続用インターフェースボックス、接続ケーブル、ユーティリティソフトウェアIRTD Console、校正証明書、キャリングケース(IRTD 400を2本収容可能)、ユーザマニュアルが含まれます
- IRTD 400本体のみ(校正証明書付属)も販売しています(モデル:V170CE)
表をクリックすると拡大表示されます。
IRTDディスプレイ
標準温度計の温度をリアルタイムで表示
最大2本までのIRTD 400を同時計測

IRTDディスプレイ
IRTD 400専用アクセサリー

画面サイズ4.3インチのタッチスクリーン式ディスプレイを搭載。標準温度計IRD 400の計測温度をリアルタイムにモニタ表示。計測結果をログデータとして内部メモリ保存し、外部出力することも可能です。
特 長
- 4.3インチタッチスクリーンディスプレイを備えたIRTD 400専用の温度表示装置です
- 2本のIRTD 400を接続して同時に温度表示可能なので、IRTD 400の精度確認に便利です
- 新旧どちらのIRTD接続ケーブルにも対応します
- IRTD 400の温度測定データを内部メモリに保存し、外部にエクスポートすることができます
- 時計内蔵
- 電源は付属のAC アダプタまたは、外部5V電源(電源専用USB Type Cポート経由)
湿度キャリブレータ
全自動によるベリフィケーションを可能にする
ポータブル湿度キャリブレータ

HygroCal 100
湿度キャリブレータ

相対湿度5〜95%範囲でのベリフィケーションが可能です。本体前面にタッチスクリーン式大型ディスプレイ搭載し、PCなしでの設定・操作も可能です。
特 長
- 5%~95%の相対湿度範囲で、最大8個までのValProbe RT湿度ロガー、あるいはその他の相対湿度センサを評価することができる湿度キャリブレータです
- ValProbe RTシステムのソフトウェアによって制御して全自動の湿度ロガーのベリフィケーションが実行できます。
- また、4.3インチタッチスクリーンディスプレイを用いてスタンドアロンで操作することも可能で、データは内部メモリに保存され、USBメモリに取り出すことができます
表をクリックすると拡大表示されます。